美骨整復の由来
『美骨』は美しい骨と書きます。これは自然界の摂理にも当てはまる考え方で、『機能が優れていれば、デザインも美しい。』『デザインが美しければ、機能も優れている。』という考え方がありますが、私どもの施術も、はたらき、身体のパーツパーツと心が三位一体となっていくことを第一に考え、本来その方の持つからだを取り戻すお手伝いをする。というミッションを達成するべく、この名前を使っています。
人生哲学
施術家になってからは、自らの競技ライフと腰痛体験・施術体験が大いに生きました。
なぜ治らないのか? 痛めた患者さんはどんな 思いなのか? どんなことをすれば痛みが出ない生活を送ることができるのか? そして、スポーツや競技をやっている多くの人の思いや、目標を持った方の気持ちを理解すること、考えて提案することが難しくなくなったと、そういった意味で競技を挫折したことが今ではいい経験をしたと考えています。
挫折を経験した者は強い。
これは私の経験から得られた人生哲学です。
- やりたいことがあるのに痛みがあるから出来ない
- 目標があるのにケガで達成することが出来なかった
- この痛みは私にしかわからない。同じ痛みを持った人しか……
こういった思いを持ったことや、こんな経験はありませんか? 一度失敗を経験すると、学習しますよね。しかし、何度もつらい思いを繰り返していると、現実から目を背けてしまい、逃げてしまいたい気持ちが出てくるものです。わたしもそうでした。実際、競技者をやめる、となった時には悔しい思い半分、ホッとした気持ちもあったのです。
『ああ、やっとつらい日常からこれで解放される』
しかし、身体の症状や痛みは、本質的に改善せずに何度も繰り返していると、身体に蓄積していくこともわかりました。正しい改善に取り組まなかったため、施術家を目指してからも痛みに悩まされたのです。
しかし、私が挫折から学んだのは、『諦めなければいつかはきっとよくなる』ということでした。